BOBBY McFERRIN(ボビー・マクファーリン)来日!スピリチュアル・ワールドへの誘い

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2015年3月20日より、ボビー・マクファーリンの来日公演がスタート。

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(出典:victoriamusicscene.com

彼の歌声を初めてきいたとき、ジャズと呼ぶべきか迷うほどとても三次元にあるとは思えない、全ての枠が取り払われたような開放感に感激した。

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(出典:raqoo.info

1988年にリリースした《Don’t Worry,Be Happy》は全米1位を獲得。MTVを始め各メディアで大騒ぎさせた同曲は、誰もがハッピーな気持ちになることを保証するような曲だった。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=d-diB65scQU&w=420&h=315]

映画『カクテル』でおなじみのこの曲。カーラジオで、恋人の部屋で、夕暮れの帰り道で口笛を吹いて…幾万の人々のセイシュンと明日への希望を一挙に引き受けた不屈の名曲だ。

今日は、そんな天才ボビー・マクファーリンの魅力をシェアしていこう。

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ジャズ・シンガーとしてデビューするまで

ボビー・マクファーリンは1950年にニューヨークで生まれた。父は黒人初のメトロポリタン歌劇場出演の経歴を持つ大物バリトン歌手、ロバート・マクファーリンであった。

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(出典:operawhiz.blogspot.com

幼少期よりピアノなどの楽器を学びながらも、全面的に父の影響を受けている。特に父の歌う「ボギー&ベス」の黒人魂を強烈に受け継いでいるようであり、それは現在もなお感じることができるだろう。

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(出典:www.snipview.com

1979年にサン・フランシスコに移住。ジャズ・シンガーとして地元のジャズ・フェスティバルなどで徐々に活躍するようになった。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=OMOHnlqCTyw&w=420&h=315]

そして1982年、ジャズ・シンガーとしてデビューを飾る。

BOBBY McFERRINの魅力

自ら発する限界に挑戦する音粒の数々

まずは2作目のアルバム『The Voice』でその魅力を感じ取ることができるだろう。真のデビューアルバムと呼ばれる本作は、ジャズのジャンルにとらわれることのない、唯一無二のスタイルの礎が完成した瞬間でもあった。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=37DHXrFfwrE&w=420&h=315]

ジェームス・ブラウンやビートルズなどの楽曲を身体中の『オト』で形どられる独創性極まりない歌唱スタイル。ジャズとポップの境界線がまるで存在しない開放感がたまらない!

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=z36CD5iFWRY&w=420&h=315]

また『Simple Pleasures』に関しては、ポップを「ボビー・マクファーリン」という材料のみで作られた実験作であり、同作品はトリプル・プラチナムを獲得した。

大物ミュージシャンとのコラボレーション

通算3作目の『SPONTANEOUS INVENTIONS』では、ハービー・ハンコックやジョン・ヘンドリックス、ウェイン・ショーターと共演し、それはいずれも大成功であった。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=4Ad43y7FKC8&w=560&h=315]

中でも、チック・コリアとの共演は五感すべてを使っても逃したくないだけの尊い空間を作り出している。

チェロ奏者のヨー・ヨー・マとの共作『HUSH!』もとても興味深い。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=GczSTQ2nv94&w=420&h=315]

このアルバムはヨー・ヨー・マサイドの専門分野であるクラシックを半分取り入れており、二人の好相性が見事なケミストリーを産み出している。

 

指揮者としてクラッシックへ立ち返る

 

ボビー・マクファーリンのもうひとつの顔をいえば、オーケストラ指揮者だ。

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(出典:someori.cocolog-nifty.com

その技術は当然片手間ではなく、小沢征爾より直々に指導を受けたとされるもので、40歳の誕生日にサンフランシスコ交響楽団の指揮を経験してからは、世界中で指揮棒を振っている。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=NjR_brUhYNs&w=420&h=315]

こんなオーケストラ・コンサートを観たことはあるだろうか。

彼はオーケストラを前にしてもカジュアル・スタイルだ。そして指揮の方法ももちろんいつもどおりのボビー流。このように、セッションをさせたり、観客を参加させ、楽器を演奏させずに持ちパートを歌わせることもあった。ご覧の通り、拍手喝采である。

 

ビヨンド・ワーズ

2002年にリリースされたのは『Beyond Words』。全スキャットで構成されたこのアルバムは、彼が向かおうとしている場所が誰も目指すことのできない聖域であることを確認した重要な作品でもある。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=U99l01J2bg0&w=420&h=315]

ヴォーカリストとしてジャンルの破壊ができるのは現時点では彼だけなのかもしれない。

新アルバムにして堂々の名盤『Spirityouall』

このアルバムのブックレットには、父のアルバムジャケットが載せられている。それだけ、父の歌うスピリチュアルに対して思い入れの強いアルバムといっていいだろう。

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(出典:www.cdjournal.com

彼の歌うスピリチュアルは、ハッピーでピュアであると同時に、皮肉めいたアーシーな部分が絶妙に配合されている。

 

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(出典:www.tbd.com

賛美歌を歌うことしか許されなかった黒人の、生命に近い肉声が音塊となって複雑なグルーヴに乗って育った、ジャズやロックの元祖であるスピリチュアル。それは『生きる』力となったスピリチュアルの持つ本来の力がひとつの答えとして、時に笑みを誘い、観客を巻き込みながら全体を包み込んでいく…。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=nlS223mciqY&w=560&h=315]

今回の来日公演は、アルバム『Spirityouall』によるライヴだが、10度グラミー賞に輝いた彼のこと、お馴染みの曲も期待できそうだ。是非一度生で味わってもらいたい。

 

ライブ情報はこちら↓

ブルーノート東京

http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/bobby-mcferrin/

 

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