ホラー映画マニアに捧ぐ!「恐怖の詩学 ジョン・カーペンター―人間は悪魔にも聖人にもなるんだ」

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夏ですね。夏といえばホラー、ホラーといえばホラー映画!ということで今回はホラー映画界の巨匠、ジョン・カーペンターに関する書籍についてご紹介。

ホラー映画を撮り続ける男、ジョン・カーペンター

8歳の頃から8ミリカメラで映画を撮り始め、16歳には自分の作品の製作会社エメラルド・プロダクションを立ち上げ作品を撮ったジョン監督。マスクをつけた伝説の殺人鬼・ブギーマンが恐ろしい『ハロウィン』で、低予算のインディペンデント映画にもかかわらず世界的な大ヒットを記録しました。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』までその記録は破られることは無かったようです。子供の頃の処女作『巨大獣の復讐』から一貫してSFホラーを撮り続ける、まさにホラー映画界の草分け的存在であります。

本書はインタビュー形式で監督自身が自分の作品について語り尽くした一冊で、質問一つ一つに丁寧に答えてくれる監督のサービス精神旺盛な人柄が滲み出ています。

『E.T.』 VS 『遊星からの物体X』

彼の作品で一番有名なのはやはり「遊星からの物体X (原題: The Thing)」。目に見えない異星人的な「何か」が人間の体に入り込み、人間になりすまして支配していくSFホラー映画の傑作です。しかし公開矢先にスティーブン・スピルバーグの『E.T』が大ヒットしてしまった為、興行は大失敗に終わった…なんてエピソードも監督自身が語っています。その後ユニヴァーサルから監督を降ろされ、周囲からはケチョンケチョンにけなされ相当辛かったようですが、自分達が観客のニーズに合っていなかった事を認めた上で『遊星からのXを嫌いだなんて思ったことない、わたしはこの映画が大好きだ』と言う監督が人間臭くて愛らしいです。

他にも、メタルギアソリッドの主人公スネークの元ネタになった『ニューヨーク1997』〜『エスケープ・フロム・L.A.』や映画音楽制作について語っています。映画を観てから本書を読めばより楽しめること間違いなし!

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