週刊少年ジャンプで唯一の長編ロック青春漫画「BØY」をカルチャー視点で振り返る

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20〜30代のあなたは覚えていますか!?かつて週刊少年ジャンプで連載していた梅澤春人による「BØY」。

90年代当時のカルチャーを反映した作品

渋谷にある楽園高校に通うメッチャ強い日々野晴矢が主人公のヤンキー(不良)漫画。ヤンキーといっても敵はチーマーだったり黒ギャルだったりスケーターだったり。アイテムにドラッグや社会問題にもなったバタフライナイフが出てきたりして、90年代の世相を反映した作品でした。コミックの表紙がアメコミ調で当時としては斬新だなと思っていました。

漫画のタイトルがロックバンドの「BOØWY」からきていますから、物語中盤あたりから音楽要素が濃く出始めます。無敵のライブ!ファイヤーガンズ編(コンビニ版タイトルより)では晴矢がボーカルのバンド「FIRE GUNS」を結成。やっぱりガンズアンドローゼスからきているのでしょうか。

ブリッツクリーグ・バップ編は小学生が操る敵とのストリートファイト。敵の女子高生ナオミは97年当時に流行った「ナオミよ」のナオミ・ワッツかな?アフロマンの荊木はジミヘン。

主要キャラの1人である一条誠が映画「マッドマックス」で出てきたバイクの後輪で円を描くマックスターンを披露するシーンも。ちなみにこの動作を”マックスターン”と名付けたのは日本人のスタントマンの方らしいですよ。

ヒロイン山奈みちるが乗るのはザ・フーのアルバム「四重人格」に基づいた映画「さらば青春の光」で有名な、モッズのアイコンであるベスパのスクーター。

1番印象に残った敵はシュウというスキンヘッドに舌ピアスの危ないキャラクター。彼がリーダーのスケーター集団「ヘルタースケルターズ」の名はビートルズの曲名でありますが、稀代の殺人教祖チャールズ・マンソンの掲げた曲としても有名です。

続く「無頼男 -ブレーメン-」ではシド・ヴィシャスをモデルに

「BØY」終了後、テーマをさらに音楽寄りにして描かれた作品。主人公のモデルはシド・ヴィシャスですね。扉絵なんかもパロディになっています。

何も考えずに読めるスカッとする作品です!

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