映画の話:ゆらゆら帝国×園子温「愛のむきだし」

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現代ジャパニーズ・サイケデリック・ロックバンドの頂点といってもいい、ゆらゆら帝国。今や「地獄でなぜ悪い」や「新宿スワン」など、立て続けにヒット&問題作を記録している旬な映画監督、園子温。彼等の特殊な化学反応によって生じた映画「愛のむきだし」をピックアップ。

サイケデリック・ロックバンド、ゆらゆら帝国

ロン毛にピチピチのシャツ、パンタロンの3人組。90〜00年代にかけて異彩を放っていたサイケデリック・ロックバンドがゆらゆら帝国です。フジTVの深夜枠で放送していた頃のコント番組「はねるのトびら」で使われていた「ゆらゆら帝国で考え中」なんかは、聴いたことがある方もいるのではないでしょうか。2010年に解散してしまいましたが、今聴いても他のバンドには無い独特な世界観を感じることのできる珍しいバンドです。

日本映画の原点回帰、園子温

対して園子温氏もどこかロックを感じるカオスで破壊的な作品を造るヘンな映画監督です。近年の邦画には無いエロ、スプラッター、カンフーなどを混ぜ混ぜしたハチャメチャ感のあるストーリー。しかもB級じゃなくてちゃんと王道のレベルに達しているところがすごいです。

「愛」は「空洞」

インディーズに近い状況で撮り続けていた彼が注目され始めたのがこの「愛のむきだし」。テーマはそのまま「愛」。感情をむき出しにしたキャラクター達が、愛とは何なのか?を体現していくお話です。

主題歌、挿入歌として使用されているのがゆらゆら帝国の「空洞です」というナンバー。愛とは空洞のような虚無感を持つものではないのか、という視点からこの曲を作品のなかで意図的に使っています。

セーラー服を着た瑞々しい満島ひかりの演技にも注目。4時間の大作なので覚悟して臨みましょう。

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