ポンチョとは違う!伝統衣装でアクセント、メキシコのサラペを纏う。

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メキシコの伝統衣装である【サラペ】。その名前を聞いてピンと来る人はよほどのメキシコ好きの方でしょう。そもそもメキシコに対するイメージも日本国内にいるとアメリカのメディアを経由して日本に入ってくるので不法入国者や、麻薬を巡るマフィア同士の抗争などネガティブ感が半端ないですが、実は北中米の中では天然資源が豊富で、経済も安定している優等生なんです。それでも最近の治安は日本にいては中々想像できないものではありますが・・・。

さて、話は戻りましてその【サラペ】、名前は有名でなくても輸入雑貨の店先に行くとよく見かけるメキシコ産のラグマット。あれこそがまさに【サラペ】になります。上の写真がそうですね。

本来は衣装というより、織物として膝掛や肩掛けのように使われておりました。

「ポンチョのこと?」「いいえ、ポンチョではありません」

日本では《ポンチョ》という名前が知れ渡っていますが、ポンチョは南米ペルーやボリビアのアンデス地方産なので【サラペ】とは別物です。【サラペ】の起源はよくわかっておりませんが、メキシコ北部コアウイラ州サルティージョから広まったというのが有力です。

コロンブスの新大陸発見以来、アメリカ大陸の大部分を当時の列強国スペインが占領していた時に、先住民たちが着ていた【サラペ】が大陸を縦断し、その地で変化を遂げたのがポンチョだという説がありますが、もちろん諸説あります。

今ではラグマットの強烈な色彩がエスニック感を醸し出し、インテリアの一部として好まれております。ファッション界でもこの色彩を取り入れたものは少なからず存在していましたが、基本は女性用のものばかりでした。

しかしながら最近になってようやくこのキツめの色を逆手にとったメンズファッションが注目されています。

近未来と伝統の融合。

【サラペ】の色彩をそのままデザインとして用いたTシャツに他は敢えて時代を混同させるようなスタイル。サングラス一つとってもそのチョイスに自信がうかがえますね。すごい。

ポール・スミスからはこんなTシャツも出ていますよ。

やはり綺麗な色彩。生地は普通です。本来のサラペは織物ですので生地もゴワッとしています。デザインの良さは認めますが、気軽に着るとなると洗濯のしやすさなどもどうしても気になるところ。そういう意味ではこのデザインを普通の生地にしただけで利用価値はずいぶん上がりそうです。

だって、こんな人だって着ちゃってるじゃない。

有名デザイナーのミラン・ヴクミロヴィッチです。本人がデザインしたものかはわかりませんが、シンプルなボトムスを干渉しない綺麗な色彩。

スケートとファッションと鳥の王冠。

ハーモニー・コリンが描きそうな退廃感ですね。パンツの色彩だけでなく、映り込むすべてが計算されているかのようです。

wild thingsのSerapeシリーズ

アウトドアブランドのwild thingsからserape(サラペではなく、セラぺというシリーズだそうです。)シリーズが出ており、【サラペ】のデザインを気兼ねなく、日常に取り入れることができます。

この夏に向けてチャレンジしてはいかがでしょうか。

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