沖縄・新都心のリユースセレクトストア RELAY by sclap。笑顔に秘めたアツい思いが素敵。

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ショッピングモールや公園が設置された、那覇新都心にあるRELAY by sclapさん。

ポップな口調に気さくな笑顔のマネージャー浦崎さん。第一印象は「お茶目な人」でしたが…お話を伺うことで、溢れんばかりの熱い想いを直で感じることができました!

創業25年、ブレないコンセプトでやってきたということで、
所狭しと並べられた衣類や雑貨たちは、どれも誰かの思い出が詰まったもの。
「捨てる」のではなく、「次の人へ受け継ぐ」というオーナーの想いは、今後も引き継がれていくはず。

業界までも見据えた「三方良し」の考え方は、聞いていて本当に勉強になりました。
経営者としての深いお話も盛り込まれた読み応えばっちりの記事は、最後まで読んで損はしないでしょう!

※撮影:花屋 努(許可を頂いた上で撮影)

インタビュー、の前にまずはショップ情報

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リユースセレクトストア RELAY by sclap
那覇市新都心天久1-9-10 1F
URL http://www.relaybysclap.net/
TEL 098-861-9982
営業時間 12:00〜20:00

*  *  *

リレー【RELAY】(名詞)…受け継いで次々に渡していくこと。
RELAY by sclapは、​国内外のブランド衣類や小物、雑貨、家具などを中心に、新しい視点から幅広い世代へむけて、販売と、買取委託を行っている「リユース・セレクト・ストア」です。

*  *  *

それではショップ取材、スタート!

コンセプトは『大切なモノ、思い出と共に、次の人へ受け継ぎます』

coleccha!編集部(以下C!):よろしくお願いします!
一番気になったのが、コンセプトがすごくしっかりされていますよね?それってずっと決められていたのですか?

RELAY by sclapマネージャー浦崎さん(以下、浦崎氏):ウチは創業25年なんですけど、最初のコンセプトの「スクラップ」っていうのは、モノを大事にするとか、って形だったんですよ。
沖縄の現状で、まあ時代もあってですね、若い人たちがネットで買ったりだとかで、「ザ・古着屋さん」っていうのが、時代にこう、フィットしなくなった。そこ単体ではやっていけないってなって。
じゃあもっと幅広くっていうか。できたら世代間を超えてのリレーができたらなっていうのが一番思っているんですけどね。若い人だけのお店でやってはいるんですけど。

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で、あと2店舗あるんですけど、そこはもう、本当に「リサイクル」って形で。世代というよりも、せっかく生まれてきた命を、少しでも寿命を延ばしたいってコンセプトでお店をやってます、他の2つは。

C!:ブレずに、ずっと?

浦崎氏:はい、もったいないという精神で。

あと、震災の時はTGCを沖縄やるって言ってて、僕、アフターパーティーを任されてたんですよ。で、震災とファッションの「やっていいのかダメなのか」っていうところもありつつ、「ファッションって何だろう」って考えた時に、世の中の時代の流れでいうと、やっぱり社会貢献とか、そういうところをやっぱり行かないといけないのかなっていうのと。

時代が求めるものを追求し続ける『三方良し』の精神

浦崎氏:まあ僕も大人になってるので、20代の考え方じゃなくて。
そういうとこではどうしても社会貢献とか世の中に役立つような仕事というのは、個人の表現だけではなくて、というところに少しずつ修正をしながら、色々含んだ上でのコンセプトのお店になっていった感じですね。

個人に焦点を当てるんじゃなくて、モノに対してだったりというところにフォーカス当ててます

C!:ただ服が好きだからって想いよりも、もっと先の?

浦崎氏:そうですね、「三方良し」じゃないですけど。それが、求められるものっつったらアレですけど、お客さんが、っていうのだと思うんですけどね。

C!:時代に合わせて?

浦崎氏:はいはい。だいたい生き残らないとっていうのは。

母から息子へ、受け継がれる次の世代へのリレー

C!:でもブレないところはちゃんとあって?

浦崎氏:はい、一応ウチの母が社長なんですけど。で、残りの2店舗はむしろ僕、若い時は否定してたんですよ。

C!:そうなんですか?

浦崎氏:その時は、スクラップって国際通りの近くにあったんですけど。
否定っていうよりも、その時は「何でそういうリサイクルショップやるの?」っていう。やっぱり若いなりの「カッコ悪いじゃん」みたいな、あったんですよ。

でも年を取っていくと、「もったいない」っていうところが実際に理解ができるというか。だから、ウチの社長が一番ブレてないというか。っていうところがポイントですね、実際は。だから僕は、そこを経て、こういう状況になっているって感じです。

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C!:大変だった時はあります?

浦崎氏:毎回毎回、毎年毎年大変っすよ。(笑)
何だろな…大変じゃないすか?いつの時代も。

C!:常に。(笑)
でも、辞めたいっていうのは無い?

浦崎氏:辞めたい…まあ親から「やって」って言われてるんで。
まあ変わってきたのは、辞めるというよりは、僕の次のステージを作り、僕の次の世代に、まあリレーじゃないですけどバトンを渡して、そこを受け継いでいけたらなっていうのはありますね。
僕が今仕切っているんですけど、もっともっとこう、スタッフが色々考えるようになって、本人たちが、こういう風に育っていってくれたらなっていう教え方になってますね。

変わらないビジョン、それは『自分がイベンターになって世を動かす』

浦崎氏:僕も別のプロジェクトに入って、「ASOBISYSTEM」っていう。きゃりーぱみゅぱみゅの事務所とやってるんですよ、仕事。

C!:企画?

浦崎氏:企画というか、ディレクションというか。今、東京にあるんですけど。その沖縄のコーディネートやディレクションを共同でやってて。

C!:それは人のつながりでそういう?

浦崎氏:元々、僕イベンターなんですよ。
お店もやりながらイベントもやっていたんで、そのイベントで中田ヤスタカとかMEGとかも呼んでたんですよ、5年くらい前に。しょっちゅうイベント呼んでて、仲良くなってて、っていうつながりです。音楽つながりですね。

C!:つながりが広いんですね?

浦崎氏:広い、まあ、うーん、はい。そういう風になったっていう。
でもやっぱり、古着屋さんっていう個人経営があったとしたら、その周りってアパレル業界っていう、業界がありますよね。その上でいくと、ビジネス業界ってデカイ業界があるんですよ。でも業態がどんどんちっちゃくなって。

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浦崎氏:でもやっぱりここを盛り上げないと、自分のお店だけ盛り上がればいいってことでもなくて。ここが盛り上がらないといけないし、ここがうまくやっていかないといけないって所があるから。

服を買ってもらうけど、じゃあ服着て遊ぶところは必要なんじゃないか。一張羅を着て遊びに行くのは?っていうところで、自分がイベンターとなって、世を動かすような形をしないと

そこまで考えて経営していかないと。やっぱり「三方良し」ですよね、結局。
お客さんも喜ぶ、僕も喜ぶ、世の中もいい感じにちゃんと作っていくって所をやってたから、こういう繋がったりとかして、って形かなって。

C!:この先もそのビジョンは?

浦崎氏:もう変わらないですね。
たまたま、というか特にそのASOBISYSTEMさん。
きゃりーって、音楽もやっててファッションもやってるじゃないですか。
そこら辺でドンピシャ、考え方が一緒だと思うんですよね。
多分そういう所も話してて、「あ、じゃあお願い」っていう感じでなったのかなって思うんですよね、有難く。

C!:ミュージックのところも、もっともっとやっていこうと思っているのもあります?

浦崎氏:やっぱ大事ですよね。カルチャーってとこ。
結局、そうなるんですよね、絶対つながるんですよ。やらないといけない

C!:1つだけ見ててもダメですよね。

浦崎氏:深いところは大事だと思うんですけど、「服だけが好き」だったら商売って続かないんですよね。

どうやったらお客さん喜ばすかとか、どうやったらアクセス数増やせるかとか。そういう所とかも、どういうアプリを作ったらいいのかとか、そういうところ研究しないと、結局生き残れないじゃないですか。今みんな一緒だと思うんですよね。

ドMが世界を救う…!?

C!:どういう人がこの仕事に向いてると思いますか?やっぱり一つのことよりも、広い視野持った人が?

浦崎氏:まあ、好きが基本だと思うんですけど、あとはそうですね…方針としては服だけじゃなくて、三方良しの精神。環境だったりとかそういう感覚を持ってないと、やっぱり葛藤が出てくると思うんですよね。
自分の好きなものだけを置きたいって気持ちもあるんですけどね。でもお客さんの気持ちも考えないといけないですし。

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C!:魅力の方が今は大きい感じですか?楽しそうに話されているので。

浦崎氏:そりゃもちろんですよ。(笑)
やってないですよ、辞めますよ。僕はそういう性格なんで。次移った方がいいです。楽しい所に行った方がいいです。苦しいのを続ける必要はないです
まあ楽しくするっていうのは大事ですけど、M的な発想で。やっぱり自分に負荷を与えて、「苦しいのが気持ちいい」みたいな。(笑)
世界を救うと思うんで、僕はドMが。

時代の変化に流されない、こだわりのオススメ商品

C!:オススメ商品とかあります?

浦崎氏:沖縄っぽさでいうと、このバッグですかね、布が沖縄独自のものなんです。

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C!:気になったんですよ。これはオリジナルとかですか?

浦崎氏:オリジナルですね。コラボして作ってもらったカバンで。

C!:これは布が古い布で?

浦崎氏:はい、ビンテージ生地もめっちゃあるんですよ、海洋博(1975~1976年に沖縄で開催)の当時の浴衣とかワンピースとかの。その生地を、カバン作る人にお願いしてやってますね。
昔はガンガン置いてたんですよ、沖縄もののやつ。ただ、やっぱり時代と共にラインナップも変わって、今は倉庫にありますね、沖縄のレアなものは。
いや、置きたいんですけど、売れないものは置いてもアレじゃないですか。今ここは20代30代向けにはなってるので。
前は10代20代向けの変わったものばっかり置いてたんですよ。それもやった方が良いとは思うんですけどね。

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C!:それも時代に合わせて?

浦崎氏:そう、合わせなきゃってことで。

C!:なるほど。熱い想いも伝わって、勉強になりました。
ありがとうございました!

浦崎氏:いえいえ、ありがとうございました。

大阪の手土産にご満悦の浦崎氏。くいだおれ太郎と若干似てます(笑)

大阪の手土産と一緒にパシャリ!「くいだおれ太郎に似てるかも!?」と最後まで気さくな浦崎さん。

取材後記

気さくなお人柄でホッとしながらインタビューが始まりましたが…それもつかの間、次から次へと熱い言葉がほとばしり、「相手の想いを引き出す」のではなく、ただただ「受け止める」しかできませんでした。
インタビュアーとしての腕が上がった時に、またお話伺わせていただきたいと思います!

沖縄・新都心のリユースセレクトストア RELAY by sclapショップ情報

リユースセレクトストア RELAY by sclap
那覇市新都心天久1-9-10 1F
URL http://www.relaybysclap.net/
TEL 098-861-9982

投稿者プロフィール

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coleccha!の編集長 花屋ツトムです。
ファッションや遊びをさらに楽しめ、外に出たくなるようなコンテンツ作りをしていきたいと考えています♪
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