「ジャクソン・ブラウン」”アメリカ”が聞こえる吟遊詩人。

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ジャクソン・ブラウンの音楽を聴くと、その曲ごとにアメリカ西海岸の様々な風景が浮かんでくるような気がします。いつでも「自由」というものをテーマとし、その背景に根ざした日常生活の中での様々な想いや葛藤を描く、アメリカを彷徨う「詩人」というイメージでしょうか。

その詩的な部分と共に静かに語りかけるような歌声には、多くのミュージシャンも影響されています。人が抱える孤独や愛という普遍的テーマを題材にした歌詞は、70年代以降のアメリカが抱える社会問題を、メッセージ的な独特の語り口で表現しています。

元々がシンガーというよりはソングライターという方が適切ですが、歌に関しては無理からに作られた個性というものではなく、内面から滲み出るようなナチュラルなヴォイスが多くの人々に愛される理由でしょう。

アメリカの抱えるメッセージソング

ジャクソン・ブラウンは70年代にイーグルスと共に、ウェストコーストロックのブームを築き上げます。どこかカントリー調でもありながら古さを感じさせない曲調は、シンプルながらストレートに聴く人への心に入ってきます。

70年代のベトナム戦争を背景とした、アメリカを象徴するような映画にも彼の音楽は取り入れられており、名作「タクシー・ドライバー」や「フォレスト・ガンプ」の劇中歌でもその歌声が流れています。

音作りに関してはその詩的情感を特徴付けるアコースティックなピアノや、デヴィッド・リンドレーのギターが、繊細かつ大胆に西海岸の原風景を余すことなく表現しています。

アメリカから世界へと歌を紡いでゆく。

2000年代に入ってもその音楽活動は継続しており、2004年にはその功績が讃えられロックの殿堂入りを果たします。時代が移り変わってもその時々を鋭い視点で捉え、決して絶望を謳わず希望というものに転換しながら、今もなお歌い続けるジャクソン・ブラウンは、数少ないメッセージソングの担い手として、アメリカから世界へと歌を紡いでゆく数少ないシンガーの一人と言えるでしょう。

ジャクソン・ブラウンの作品からお勧めの3枚

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makinogym
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こんにちは。makinogymです。
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